協和キリンが大切にしている価値観の一つであるWa(和)の力。これは、全世界の人口の約9%を占めるLGBTQ+のコミュニティを称え、尊重することを意味しますi。私たちが共有する価値観であるWa(和)は、互いを尊重し、メンバー同士のつながりをさらに強めていく糸のようなもので、私たち一人ひとりが本当の自分らしくいられるように力を与えてくれます。私も真の自分でいたいと思うし、多様性を強みと捉える協和キリンで働けることを誇りに思っています。全ての人が安心できるこの場所では、あらゆる立場の人たちが自身の能力を発揮し、お互いに思いやりを持つことができます。
People & Culture役員メッセージ:プライド月間を振り返って
1970年代の最初のプライドマーチ以来、進歩があったことは間違いありませんが、LGBTQ+コミュニティは、世界中でまだ差別に直面しており、環境によって認識やその受け入れのレベルもさまざまです。私たち協和キリンは世界の各リージョンからこの数か月にわたりプライドを祝福してきました。レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クィア(LGBTQ+)の各コミュニティのアライ※として、これらの取り組みが私たちにとっていかに大切な事なのか、その思いをお伝えしたいと思います。
協和キリンのプライド月間 The Power of Wa(和)和の力
各リージョンでの取り組み
世界中の協和キリンの従業員がプライド月間を記念して様々な活動に参加しています。日本では当社の有志が4月に東京レインボープライドに参加しました。6月には、北米の同僚たちがプリンストンのパレードに参加し、EMEAリージョンではロンドン・プライドに参加しました。北米のメンバーたちは、7月末にサンディエゴのパレードにも参加します。また、昨年10月、様々なリージョンの従業員から構成されたERG (Employee Resource Group: 従業員リソースグループ)はカミングアウト・デーのイベントを開催しました。テーマを「The Journey of Coming Out : A Cross-Regional Conversation」とし、カミングアウトした従業員の話を聞きました。彼らによって語られたこれまでの経験に耳を傾けることで、私たち全員がLGBTQ+コミュニティにとってより良いアライになるにはどうすればよいかを学び、考えました。今年の10月にも各リージョンの従業員はLGBTQ+ヒストリー月間を記念するために協働する予定です。
この数ヶ月間、世界中の当社DE&Iコミュニティがイベントをはじめとするプライドの取り組みに尽力しました。固定概念を払拭し、偏見と闘い、誰もがより平等に尊重される世界を作るにはまだまだ長い道のりがあります。自分の近くにいる人が、歓迎され、受け入れられ、目を向けられ、大切にされていると感じられるようにすることは、私たちの責任です。
私たちのプライド月間の取り組みはコーポレートサイトで近々紹介する予定です。こちらも是非ご覧ください。
Jeremy Morgan
President, Kyowa Kirin International plc
- ※アライ マイノリティの当事者に寄り添い、積極的に支援し行動する人。
- Ipsos. LGBT+ Pride 2023. https://www.ipsos.com/sites/default/files/ct/news/documents/2023-05/Ipsos%20LGBT%2B%20Pride%202023%20Global%20Survey%20Report%20-%20rev.pdf Last accessed: May 2024
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