沿革
協和キリンは、協和発酵工業とキリンファーマが培ってきた経験と実績を受け継いで生まれた製薬会社です。協和発酵工業と、キリンファーマが築きあげた研究・開発の歴史、ならびに協和キリンの沿革をご紹介します。
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- 1907
- 麒麟麦酒株式会社 設立。
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- 1949
- 協和発酵工業(株)を創立。
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- 1951
- 米国メルク社からストレプトマイシンの製造技術を導入し、わが国で初めてストレプトマイシンを量産。結核の撲滅に貢献。(医薬品事業への取り組み開始)
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- 1956
- 抗悪性腫瘍剤マイトマイシンCを分離し、工業化に成功。
- 世界で初めて発酵法によるL-グルタミン酸の生産技術を発明し、アミノ酸発酵という一大事業分野を開拓。
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- 1963
- 抗悪性腫瘍剤「マイトマイシン」および抗生物質「スピラマイシン」発売。
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- 1967
- 抗悪性腫瘍剤「5-FU」、抗生物質製剤「アセチルスピラマイシン」発売。
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- 1971
- 抗悪性腫瘍剤「ロイナーゼ®」発売。
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- 1982
- エリスロポエチンの医薬品化を目指し本格的な研究を開始。
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- 1988
- 米国 ラホヤアレルギー免疫研究所設立を支援。
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- 1990
- 腎性貧血治療剤「エスポー®」(EPO製剤)発売。
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- 1991
- 好中球減少症治療剤「グラン®」(G-CSF剤)発売。
- 高血圧症・狭心症治療剤「コニール®」発売。
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- 1997
- 完全ヒト抗体作製技術の確立。
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- 2001
- アレルギー性疾患治療剤「アレロック®錠」発売。
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- 2003
- 抗体医薬ビジネス会社「BioWa.,Inc.」を米国に設立。
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- 2006
- 抗アレルギー点眼剤「パタノール®点眼液」発売。
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- 2007
- キリンビール株式会社の純粋持ち株会社制導入に併せて「キリンファーマ株式会社」発足。
- 持続型赤血球造血刺激因子製剤「ネスプ®」発売。
- 抗体医薬の活性を高める新技術「COMPLEGENT®」を確立。
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- 2008
- 二次性副甲状腺機能亢進症治療剤「レグパラ®錠」発売。
- バイオケミカル事業を分社し、協和発酵バイオ(株)を設立。
- 協和発酵キリン株式会社発足。
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- 2009
- 「私たちの志」制定。
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- 2011
- 血小板造血刺激因子製剤/トロンボポエチン受容体作動薬「ロミプレート®皮下注 250μg調製用」発売。
- 英国ProStrakan社を子会社化。
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- 2012
- 富士フイルム社とバイオシミラー医薬品についての開発・製造・販売の合弁会社「協和キリン富士フイルムバイオロジクス株式会社」を発足。
- 成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)治療剤「ポテリジオ®点滴静注20mg」発売。
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- 2013
- 新規パーキンソン病治療剤「ノウリアスト®錠20mg」発売。
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- 2014
- 英国ProStrakan社がArchimedes社を買収。
- 持続型G-CSF製剤「ジーラスタ®皮下注3.6mg」発売。
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- 2016
- Kyowa Kirinブランド統一。
- 乾癬治療剤ルミセフ®の国内販売開始。
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- 2017
- 協和キリンフロンティア株式会社設立。
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- 2018
- X染色体連鎖性低リン血症治療剤Crysvita®、欧米で承認取得。
- 菌状息肉腫およびセザリー症候群治療剤Poteligeo®、欧米で承認取得。
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- 2019
- 協和キリン株式会社に社名変更。
- FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症治療剤クリースビータ®、日本で発売。
- パーキンソン病治療剤Nourianz™、米国で発売。
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- 2020
- 菌状息肉腫およびセザリー症候群治療剤Poteligeo®、欧州で発売。
- Crysvita®、米国で腫瘍性骨軟化症(TIO)の追加適応承認取得。
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- 2021
- 2030年に向けた新ビジョンを策定、Life-changingな価値を目指す。
- 自社創製したヒト型抗OX40モノクローナル抗体KHK4083についてアムジェン社と共同開発・販売契約を締結。
- 気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言への賛同を表明。
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- 2022
- グローバルDE&I宣言を策定し、2030年までにグローバル女性リーダーの比率40%を達成することを目標に。
- 持続型G-CSF製剤ジーラスタ®の自動投与デバイス「ジーラスタ®皮下注3.6mgボディーポッド」日本で発売。
- バイオ医薬品生産主力拠点の高崎工場にバイオ医薬品分析施設Q-TOWER竣工。
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- 2023
- 高リン血症治療剤フォゼベル®の国内承認取得。
- 造血幹細胞遺伝子治療技術をもつ英国Orchard Therapeutics plc社の買収を公表。