- 核酸医薬
- DNAやRNAの構成成分である核酸を材料とし、生体内の高分子と結合させ、それらに関連する疾病を治療、予防する医薬品です。
- GMP(Good Manufacturing Practice)
- 医薬品の製造管理と品質管理に関する国際基準のことです。GMPは、1968年に世界保健機関(WHO)がその制定を決議し、それを受けて各国で制定されています。
- 原薬
- 医薬品の成分のなかで、目的とする効果を示す化学成分のことで、医薬品の有効成分といわれるものです。
- 抗原
- 抗原とは、異物の表面に存在しており、抗体が異物を認識して破壊するための標的となるものです。アレルギー反応を引き起こす抗原を、特にアレルゲンと呼びます。
- 抗体
- 抗体は、異物から体を守るために働くタンパク質の一種であり、異物が体内に侵入すると、それらを攻撃、排除するために体内で産生されます。抗体は免疫という生体防御システムの一翼を担う大切なものです。
- 抗体医薬
- 生体が持つ免疫システムの主役である抗体を主成分とした医薬品です。一つの抗体が一つの標的(抗原)だけを認識するという特異性を利用します。
- コンパニオン診断薬
- 個別化医療で用いられる体外診断用医薬品です。あらかじめ遺伝子やバイオマーカーを調べておくことにより、患者さんごとに有効性が高く、かつ副作用の少ない医薬品を投与することができ、最適な治療法や医薬品を選ぶことを可能にします。特定のがんを中心に、すでに利用されています。