3月8日は国際女性デー(IWD)です。毎年この日に、世界中の人々が女性の社会的、経済的、文化的、政治的功績を称え、女性の平等とエクイティの促進に向けた行動を呼びかけます。この運動は、20世紀初頭に初めて開催されたIWDの集会にさかのぼりますが、現在では、あらゆる場所であらゆるグループに所属する人が参加しています1。IWDは、国、民族、言語、文化、経済、政治などの区分を問わず、世界中で女性の功績が認められる日なのです2。
People & Culture役員メッセージ:国際女性デーに寄せて
さらにインクルーシブな世界を目指して
今年のIWDのテーマは“Inspire Inclusion”で、女性にとってよりインクルーシブな世界となることが掲げられています。協和キリンはIWDの主旨に賛同し、各リージョン一丸となったグローバルチームとして、共に活動していきます。私たちは価値観を共有し、KABEGOEに共に挑み、異なる人々を受け入れ尊重できる文化を築こうとしています。組織として成長し、それぞれがリーダーシップを発揮しお互いの障壁を取り除くことが、世界中の人々をよりインクルーシブにしていくために重要だと考えています。多様性を受け入れ、インクルーシブな文化を生み出すことで、当社はより革新的でクリエイティブになり、世界中の患者さんやコミュニティの問題を解決できるより良いパートナーとなれると信じています。
すべての人のためのジェンダー平等とインクルージョンの未来を築く
女性は世界的に見ても以前よりも多くの機会を得ており、フレキシブルな働き方によってライフバランスが後押しされている一方で、ジェンダー平等に向けて社会が取るべき行動はまだまだあります。
先日当社ではこの点をテーマにパネルイベントを開催し、日本、北米、欧州、アジアパシフィックの代表メンバーが登壇し、世界各地のオンライン参加の従業員と一緒に意見を交わしました。各リージョンで活躍するプロフェッショナルによる議論は新たな視点や学びにあふれ、女性のエンパワーメントとエクイティを実現するための様々な気づきを得ることができました。
このイベントでは特別ゲストとして再建・美容外科の専門家で、Reconstructing Women International(非営利団体)のボランティアでもあるDr. Marina Barandunをお招きし、外見を損なう怪我と闘う女性たちの医療ニーズに向き合うこの団体の活動についてお話を伺うことができました。
このIWDの一日だけでなくこれから先も、従業員同士、友人や家族など皆さんと協力して Inspire Inclusionを推進しようと努力することが、私たち全員の成長とより多くの病気と向き合う人々の笑顔へとつながっていくことでしょう。
執行役員 戦略本部 経営企画部長
板垣祥子
1.International Women’s Day. About International Women’s Day. Available at https://www.internationalwomensday.com/AboutLast accessed February 2024.
2.United Nations. International Women’s Day 8 March. Available at https://www.un.org/en/observances/womens-day/backgroundLast accessed February 2024.
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