症状の記録や治療の推移を記録することは、皮膚疾患の治療においては大切なポイントになります。蕁麻疹や接触性皮膚炎では原因の発見にもつながることもあります。また、長期の治療が必要になるアトピー性皮膚炎では治療経過を把握するために、重要な役目を果たします。お医者さんに受診する際にも、診断の判別材料となるので、かゆみや皮膚疾患にお悩みの方は日頃から記録するクセをつけておきましょう。
かゆみの症状が出てしまったら、かゆみの状況を記録しておきましょう。どんなことをしたときに症状が出たのか?何を食べたときに症状が出たのか?症状によっては、症状の原因となるものを突き止め、その除去療法の実施が効果的なものも多くあります。
症状の出る前後に行ったこと、触ったもの、いつもと違ったことなどを記録しておくことで、かゆみの原因物質を特定できる可能性も高まるため、かゆみの原因を探るのにとっても活躍します。
記録メリット[2] 症状をお医者さんに説明しやすい!
かゆみの症状をお医者さんに上手に説明するのは、むずかしいものです。何を伝えれば良いのか、どう伝えれば良いのか…。
そんなときにきちんと記録を付けてあると、お医者さんにより詳しく伝えることができます。下部のアイテムを使って記録いただければ、「いつかゆいのか」「どの程度かゆいのか」など、お医者さんが知りたい項目を網羅していますのでより効率よく伝えられます。お医者さんにきちんと症状を理解してもらうことは、正しい治療や早期の疾患改善につながります。
記録メリット[3] きちんとした経過観察でより良い治療へ!
疾患が発症したときと受診した日とでは、症状がかわってしまう場合もあります。治療をよりうまく進めるには、日々の症状の経過や治療薬の量、使用状況などをお医者さんに伝えることが大切です。継続的に疾患が出る場合、どういったことをすると皮膚やかゆみの症状が変化しやすいのかが分かりやすくなります。特にアトピー性皮膚炎やじんましんは、長期の治療になりやすいので記録をつけておくと、ご自身の良くなっていく経過が目に見えてわかりますので、治療のモチベーションアップにもつながります。