この病気ではどのような症状がでるの?
赤血球、好中球、血小板の減少により、さまざまな症状が起こります。
〔赤血球が減少することによる症状〕
貧血によるめまい、頭痛、だるさ、疲れやすい、狭心症のような胸痛、動悸、息切れ、顔面蒼白 など
〔白血球が減少することによる症状〕
感染症(重症の場合:肺炎、敗血症)による発熱、悪寒 など
〔血小板が減少することによる症状〕
出血しやすくなることで起こる、皮膚の点状出血・紫斑*、歯肉出血、鼻出血 など(血小板減少の程度が強いときは、眼底出血、脳出血、血尿、下血などがみられる場合があります。)
*紫斑とは、皮膚にできる紫色の皮下出血のことです。紫斑と他の発疹との見分け方は「手で押してあざの色が消えるか」により判断できます。ほとんどの発疹は圧迫によって消失しますが、紫斑は圧迫しても消えません。