抗体医薬品のあゆみ 1890 北里柴三郎博士とベーリング博士が、感染した動物の血清がジフテリア・破傷風を治癒できることを発見し、血清療法を確立。(*1-1,*1-2) 1959 ジェラルド・エデルマンとロドニー・ポーターが、抗体の分子構造を解明。(*2-1,*2-2) 1975 セーサル・ミルスタイン、ジョルジュ・ケーラー、ニールス・カイ・イェルネが、モノクローナル抗体の作製技術であるハイブリドーマ法を確立。(*3) 1976 利根川進博士が、多様な抗体を生成する遺伝的原理を解明。(*4) 1986 世界初の抗体医薬品「ムロモナブ」が承認される。(*5) 1990年代 抗体工学技術が確立。(*6) 2005 国産初の抗体医薬品「トシリズマブ」が誕生。(*7) 2022時点 100以上の抗体医薬品が日欧米で承認されている。(*8)