正しい薬の飲み方・使い方
きちんと治療するためにも、薬の正しい飲み方・使い方を知っておきましょう。
経口薬のポイント
●原則、水やぬるま湯で飲もう!
コーヒーやお茶、ジュースなど水以外で薬を飲むと、薬剤の吸収に影響を与えることがあります。水分をあまり摂りたくない方は口腔内崩壊錠(OD錠)がおすすめです。
●飲むタイミングを守ろう!
薬によって服薬のタイミングが指示されていますが、これは食事によって変化する胃の状態などを考慮して決められています。
・食前:食前の30分以内。
・食後:食後の30分以内。
・食間:食事と食事の間。前の食事から2〜3時間後。
・朝:起床してから30分以内。
・寝る前:就寝の30分〜1時間前。
・食後:食後の30分以内。
・食間:食事と食事の間。前の食事から2〜3時間後。
・朝:起床してから30分以内。
・寝る前:就寝の30分〜1時間前。
もし飲み忘れてしまったら?
原則として、気づいたときに飲むようにしましょう。ただし、次の薬を飲む時間まで間もない場合は飲まないでください。お医者さんや薬剤師さんから指示があった場合には、その指示に従ってください。
POINT! 飲み忘れないように飲むタイミングを習慣化しよう!
(食後の薬の例)
・食事後の食器洗いの前に飲む
・昼休み終了のチャイムが鳴ったら飲む
・朝、家を出る前に飲む
・食事後の食器洗いの前に飲む
・昼休み終了のチャイムが鳴ったら飲む
・朝、家を出る前に飲む
点眼薬のポイント
●点眼はまぶたを軽く引っ張って!
点眼薬をさすときは、下まぶた、または上下のまぶたを軽く引っ張ると目が大きく開けて上手にさせます。白目とまぶたの境目のあたりに点眼しましょう。黒目は敏感なので直接点眼しないように注意しましょう。
●点眼後は目を閉じましょう!
点眼した後は、点眼薬の効果を発揮させるためにも1分程度静かに目を閉じましょう。まばたきをすると薬が流れてしまいます。※あふれた薬はティッシュなどで拭き取りましょう。目のまわりに薬がついたまま放置するとかぶれることがあります。
●2種類以上を点眼するときは間隔をあけて!
最初に使った点眼薬から5分くらいの間隔をあけて、次の点眼薬をさすようにしましょう。
コンタクトレンズは、外してから点眼を
処方された点眼薬は、コンタクトレンズを外してから点眼し、十分な間隔をあけてから装着しましょう。(コンタクトレンズ利用者は主治医と相談しましょう)
処方された点眼薬は、コンタクトレンズを外してから点眼し、十分な間隔をあけてから装着しましょう。(コンタクトレンズ利用者は主治医と相談しましょう)
※薬の成分がコンタクトレンズに吸着され、目に障害を起こしたり、レンズの性能や状態に影響を与えることがあります。
点鼻薬のポイント
●まずは鼻をかんでから!
点鼻の前によく鼻をかんで、鼻の中をきれいにしましょう。鼻水で薬が流れてしまうことがあります。
●点鼻は鼻が通っているときに!
点鼻薬を奥まで届かせるには鼻が通っている必要があります。人間の鼻は左右交替でつまったり、通ったりを繰り返すので、通っている鼻の穴に点鼻し、つまっている方はなるべく通るのを待って点鼻しましょう。
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