食事

脂質は工夫で減らせる!注目の食材 〈 豚肉 〉

豚肉部位 部位別栄養素(100gあたり)
  • 肩(豚)
  • 肩ロース(豚)
  • ロース(豚)
  • ヒレ(豚)
  • バラ(豚)
  • モモ(豚)
  • レバー(豚)
部位を選択してください。
脂質
14.6g
プリン体
81.4mg
VB1
0.66mg
肩ロース
脂質
19.2g
プリン体
95.1mg
VB1
0.63mg
ロース
脂質
19.2g
プリン体
90.9mg
VB1
0.69mg
ヒレ
脂質
3.7g
プリン体
119.7mg
VB1
1.32mg
バラ
脂質
35.4g
プリン体
75.8mg
VB1
0.51mg
モモ
脂質
10.2g
プリン体
113.0mg
VB1
0.90mg
レバー
脂質
3.4g
プリン体
284.8mg
VB1
0.34mg

豚肉は部位によって、脂質やプリン体、ビタミンB1(VB1)の量が様々です。
プリン体は尿酸の高値に関係しており、尿酸値が高いと乾癬性関節炎を
引き起こす原因にもなります(鶴田先生ソライフアドバイス参照)

VB1は体内で糖質がエネルギーに変わるときに必要な栄養素で、
不足すると糖質が代謝されず体脂肪として蓄積しやすくなります。
豚肉には牛肉と比べVB1が多く含まれており、摂取エネルギーの約半分を
白米などからとっている日本人には重要な食材と言えます。

“脂質が多い”などのイメージから、お肉を避けるのではなく、
部位や調理方法を考え、バランスの良い食事をとることが大切です。

参考

豚肉と同様に牛肉や鶏肉でも、部位によって脂質やプリン体などの量が様々です。
お肉を食べるときは、脂肪やプリン体が少なめな部位を選びましょう。

牛肉の場合

牛肉部位 部位別栄養素(100gあたり)
  • タン(牛)
  • 肩ロース(牛)
  • リブロース(牛)
  • ヒレ(牛)
  • バラ(牛)
  • モモ(牛)
  • レバー(牛)
部位を選択してください。
タン
脂質
31.8g
プリン体
90.4mg
肩ロース
脂質
37.4g
プリン体
90.2mg
リブロース
脂質
56.5g
プリン体
74.2mg
ヒレ
脂質
15.0g
プリン体
98.4mg
バラ
脂質
50.0g
プリン体
77.4mg

* 肩バラで計算

モモ
脂質
18.7g
プリン体
110.8mg
レバー
脂質
3.7g
プリン体
219.8mg

鶏肉の場合

鶏肉部位 部位別栄養素(100gあたり)
  • ムネ(鶏)
  • ササミ(鶏)
  • 手羽(鶏)
  • モモ(鶏)
  • 皮(鶏)
  • 砂肝(鶏)
  • レバー(鶏)
  • ハツ(鶏)
部位を選択してください。
ムネ
脂質
5.9g
プリン体
141.2mg
ササミ
脂質
0.8g
プリン体
153.9mg
手羽
脂質
14.3g
プリン体
137.5mg
モモ
脂質
14.2g
プリン体
122.9mg
脂質
51.6g
プリン体
119.7mg
砂肝
脂質
1.8g
プリン体
142.9mg
レバー
脂質
3.1g
プリン体
312.2mg
ハツ
脂質
15.5g
プリン体
125.4mg

参考)中村丁次監修: 栄養の基本がわかる図解事典, 成美堂出版, 2018
文部科学省: 日本食品標準成分表2015版(七訂)
公益社団法人 痛風・尿酸財団: 食品中プリン体含量(mg/100g)
上西一弘 著: 食品成分最新ガイド 栄養素の通になる 第4版, 女子栄養大学出版部, 2018
金子希代子 他: 痛風と核酸代謝. 2015; 39(1): 7-21.

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