食事
植物の力をフル活用ファイトケミカルで抗酸化レシピ彩りお浸し
- エネルギー(1人分)
- 38kcal
- コレステロール
- 0mg
- 食物繊維
- 0.9g
- 塩分
- 0.3g
- 脂質
- 2.0g
- 材料・調味料
- 分量(4人分)
- エリンギ
- 1本(50g)
- にんじん
- 15g
- こまつな
- 1/4束(50g)
- 油揚げ
- 1枚(30g)
- A醤油
みりん
だし - 小1(6g)
小2(12g)
100mL - ゴマ
- 少々(1g)
※食材によってアレルギーの原因となることがありますのでご注意ください。
作り方
- 油揚げは熱湯をかけて油抜きをし、半分に切ってから3~5mm幅に切る。
- にんじんは良く洗って皮のまま、1cm斜め切りにして、繊維にそって薄切りにする。小松菜はざく切りに、エリンギは適当な大きさに手で裂く。
- 耐熱ボウルに全ての材料とAを入れ、レンジ(600W)で10分加熱する。
- 温かい内にさっと和え、ゴマを振って出来上がり。
ファイトケミカルとは?
ファイトケミカルは、野菜や果物などの植物に含まれる「健康に好影響を与える」化学物質の総称です参考1)。ファイトケミカルの代表的なものには、緑黄色野菜などに含まれるβ-カロテンやリコピン、緑茶などに含まれるカテキン、ブドウやブルーベリーなどに含まれるアントシアニンなどがあります参考2)。
近年、ファイトケミカルが注目されている理由は、その“抗酸化作用”にあります。
この抗酸化作用により、生活習慣病や動脈硬化、がんなどを引き起こす「活性酸素」の働きを抑えることができるため、ファイトケミカルには、これら疾患の予防・改善効果があると考えられています参考1,2)。また、乾癬の病態にも「活性酸素」が関与するとされており、2015年の研究では、ファイトケミカルの一種で、ウコンなどに含まれるクルクミンが、尋常性乾癬に対して好影響を与えることが報告されています参考3)。
参考1)矢賀部 隆史:日薬理誌, 141:256, 2013
参考2)厚生労働省:生活習慣病予防のための健康情報サイト e-ヘルスネット[抗酸化物質][カロテノイド]
参考3)Antiga E:Biomed Res Int, 2015:283634, 2015
レシピ開発・撮影 ISHIMORI studio