製薬技術研究一人じゃできないからこそ、
研究過程も楽しめる
- 髙橋 寿実タカハシ カズマ
- 生産本部 CMC研究センター
2020年度入社
学生時代の専攻と入社理由は?
薬学部にて製剤工学を専攻し、製剤の安定性のメカニズム研究をしていました。
協和キリンは、将来性に加えて「人の善さ」に惹かれました。複数の製薬企業で面接を受けましたが、どの企業よりも社員さんがキラキラとした笑顔で迎えてくれたのを覚えています。最終面接の日程が他社と被って調整した際も、当時の生産本部長が「自分の目で見てしっかりと判断してほしいから」と答えてくれ、そんな真摯な姿勢に感動して入社を決めました。
現在の仕事内容とその難しさは?
医薬品の有効成分である「原薬」の品質評価を担当する部署で、分析方法を設定したり、データをまとめて申請書を作成したりと、幅広い業務を担当しています。
プロジェクトごとに原薬の物性や、製造工程、製剤化のコンセプトも異なるため、その時々で最適な分析方法を考えるプロセスが難しくもありますが、構築するやりがいを感じますし、申請業務ではこれまで得た知識やノウハウを医薬品という形にする達成感があります。
挫折を感じたことはありますか?また、どう乗り越えましたか?
入社数年でプロジェクトが中止になった経験があり、医薬品創出の難しさを感じました。ただ、自分達が実験で積み上げてきたノウハウは消えません。次に必ず活かせる時が来ると考えて、前向きに捉えています。
「自分だけでやっている」と思うと孤独感や過信が生まれますから、乗り越えるためにも常に周りの方々への感謝は忘れないようにしています。
協和キリンの魅力は?
社歴や立場に関係なく、意見が尊重される風土です。私自身、入社すぐの頃から意見を受け入れてもらえました。ある程度の筋道と意志があれば、基盤研究や実験業務など、やりたいと手を挙げたことはやらせてもらえます。
仕事の職種ならではの面白さは?
自分で実験のコンセプトや仮説、スケジュールを立てて進めながら、答えに近づいていくところに面白さを感じます。一人で進めるわけではなく、壁に当たった時は部署内外の方と議論しながら課題解決に向かえるのも楽しいです。
原薬ごとに性質が違っていて、決まったやり方通りにいかないものもたくさんあり、何が正解なのか分からないことばかりですが、仮説を立ててゴールへ進んでいくプロセスは、その苦労も含めて研究の醍醐味です。
就職活動中の学生さんへ一言お願いします。
協和キリンが特に秀でているのは、人の善さだと思います。若手だからと軽視されることは絶対にありません。もちろん技術力も高く、自分のやりたいことができる環境も揃っています。
何ができるかと同じくらい、「どんな人と働くか」も大切です。技術があり、面倒見も良い人ばかり。それは保証します。ぜひ、ご自分の目でたくさんの会社を見て、しっかり判断して、そして協和キリンが良いなと思ったら、その想いを面接で真っ直ぐに伝えて下さい。共に働けることになったら、一緒に頑張りましょう。
One Day Schedule1日のスケジュール
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08:00
出社
基本的には出社して、メールや1日のタスク確認をします。
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08:30
実験、デスクワーク、ミーティング
実験業務や文書作成業務を行っています。また、部署ごとの進捗報告会で月1回程度発表をします。
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12:00
お昼
食堂で日替わり定食を食べます。静岡県の健康メニューや富山ブラックラーメンなど、ご当地メニューもあります。
昼食後は部署のメンバーとサッカーをします。 -
13:00
実験、デスクワーク、ミーティング
海外のグループ会社と会議することもあります。
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15:00
社内休憩所でコーヒーブレイク
自動販売機と無料のコーヒーマシンがあり、ほかの部署の社員と交流しながらリフレッシュします。
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15:15
実験データ解析、デスクワーク
午後の業務の続きをします。
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18:00
退社
19時ごろ社宅に戻り、鍋料理を作ったり、近くの定食屋に行ったりします。
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21:00
趣味
他業種の社会人同士でオンライン通話をしたり、趣味のギターを弾いたりします。